野母崎、そして・・
 
オフを走るための準備すら整わないままに、野母崎へと運び込む。
駐車場とオーバルを走り回る限りでは、さほど苦労を感じない。
トコトコ走り回るなら、これはこれで楽しいかもしれない。

CRF250Xと比べれば圧倒的にパワーが足りないけれども
XR230は戦うマシンじゃないしねw

EDコースに持ち出してみた。(2010/04/05)
・・・
うーん。
河原もゴジラもトコトコ走る分には問題ない。
残念ながら貧弱な足回りはショックの吸収性に劣り、手にくる衝撃も大きい。
リヤサスも未調整だったので、加速時に大きく後ろに沈み込む。
タイヤが純正だった事も関係するかもしれないけれど、
なんかリヤがぐにゃぐにゃして気持ち悪い。

ゴジラ坂を登るときには、最低地上高の低さが災いし、
大きい石で腹を擦る事数回。

とは言えスプロケも後輪タイヤも純正だったにしては良く走った。
パワー的に不満は少ない。
どうしても改良の余地があると思われるのは・・

1-足回りと最低地上高

今回は二人の匠にほとんどの試乗を任せたw
その結果予想以上の結果が出てしまったのは否めないけれども・・
ブッシュガード・鍛造レバーの必要性は嫌と言うほど実感したw

たまたまブレーキレバーはCRF250Xのものと互換性があることが判明。
もしかしたら共通かもしれないw
怪我の功名というか、ブレーキレバーについては問題がなくなった。
次はクラッチレバーなんだけど・・CRF250のものに本体ごと交換しようかな。
そうすれば2種類準備する必要もなくなるしね。

結局、最初に想像した事を、ほぼ再確認した感じだw
問題点が分かったわけだから、コツコツ改造していくかw

2-パワー

マフラー交換も考えた。軽量化には間違いなくなると思う。
でも、なんというか・・
EDコースを走ってみて、これはこのままでも別にいいなぁと。
パワーユニットは純正のままで、低速トルクの滑らかさは
生かしておきたい気持ちが強い。
足回りが貧弱だから乗ってて疲れるのは事実なんだけど
どこでもトコトコ走ってくれるから精神的に楽なんだよね。

(都合によりこのときの写真はアリマセン)

1-足回りをいじろうかw
 
これはXR230純正のスプリング。 Fフォーク

中のスプリングをXLR200の物と交換する。
メインとサブの2本組み。

XR230純正と比較するとサブスプリングの分、数センチだけ長い。
そこまで一気に硬くなる感じでもない。
フォークブーツも1センチ程度しか隙間が出ないしねぇ。
この部品を交換する。 リヤサス

ジョイントと言われるコの字形のパーツをTLM220の物と交換。
これもわずか5mm程度しかXR230との違いはない。
ま、そこはさすがに5mmの差でどれだけの違いが出るかは予想できる範囲なので
驚く事もなく、淡々と取り付け。

錆びてるけど、気にするほどの物でもないw
サイドスタンド

XR250の物。
ヤフオクでXR250成立フォークを購入した相手に話したら
110円というタダ同然の価格で譲っていただきましたw


CRF250Xと比較しても大きさ的に見劣りしないw
ということで・・完成。
タイヤ交換まで含めて作業時間わずかに3時間弱。
俺には驚きのハイスピードw

勿論作業にはおにーちゃんの協力がありましたw
お疲れ様でした。
うん、翌週のレースに出すんだよねw 
XR230をw
それ以上に驚いたのは、各パーツに対するグリスの無さ!
さっさとサビてしまえとでも・・

これは新車購入したお客さんに失礼なんじゃない?
今の俺はばらしてグリスアップできる工具も知識もあるけど
初めてバイクを買った20歳の頃は、こんなの無理だったよ?w
XR230なんて超ベテランのおっさんか、初めてバイクを買うビギナーが
購入する可能性が高いわけだし、もうちょっと手間隙掛けてあげてよ・・

CRF250Xが同じ状態だったとしても驚きなんか無いよw

いきなりEDレース投入w
 

おぉ、凛々しいw
おにーちゃんのKXがイマイチということでXR230の出番だ!w
いつでも貸すよーとは言っていたものの、
まだまだレースに出るには準備が足りない部分が多いw

準備が間に合わなかった理由は勿論資金不足ですw

最後の綺麗な写真になるんじゃない?wと撮られた一枚w

スタート直後の坂を登る。

走破性は高いっぽい。

トコトコ登ってるw

かなりフロントが沈んでるんだよなぁ。
おにーちゃんがXR230でレースに出たわけなんだけども・・
曰く
「フロントが硬いね。あと1回だけワダチで腹を擦った。」

ま、ワダチはレーサーが穿り返した所だからしょうがない。
上げたとはいえ最低地上高はどうしても低いからね。

でもフロントが硬い?
XLR200のスプリング入れたけど、XR230よりXLR200の方が車体も軽いし
デュアルパーパスではなく、オフロードマシンなんだけどなぁ・・
これはやはりサスペンション自体の減衰能力が低いと言う事だろう・・
高森というか、阿蘇特有の凸凹のショックを吸収できないわけだ。

「エンジンはホントに粘るね。止まったかなって思っても音が聞こえないだけで動いてるw」
んーw
静かさは生活圏内では美点だけど、レースじゃ欠点かw
軽量化にもなるし、いずれ交換も考えようw

3位入賞!
3時間、元気に走って、高森EDレース・ベーシッククラスで3位入賞!
 
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